
リボンエナジーのデメリットに市場連動型プランによって電気代が急騰するリスクがあるという意見も見られます。
リボンエナジーはサービス開始から間もない新電力のため、「電気代が高くなるのではないか」「利用しても大丈夫なのか」といった、料金面や手続きに関する評価が気になりがちです。
市場連動型の電気料金プランは使い方によっては今より大幅に電気代を節約できる可能性があります。
そこで今回はリボンエナジーについてを詳しく紹介いたします。
リボンエナジーの料金プランを参考に、電気代を安くできる人の特徴が分かれば、乗り換えの判断もしやすくなるでしょう。
本記事では、リボンエナジーについて以下の内容をわかりやすく解説しています。
リボンエナジーのサービス内容を紹介!料金プランは1種類だけでシンプル
リボンエナジーは、2024年5月から電気の供給を始めた新しい電力会社で、現時点では情報が少ないものの乗り換えによって得られるメリットがあります。
リボンエナジーについての基本情報は以下のとおりです。

| 供給エリア | 全国(沖縄・離島を除く) |
|---|---|
| 料金プラン | 基本料金:0円 従量料金:地域により変動 燃料費調整額:0円 最大7つの割引 |
| 初期費用 | 無料 |
| 基本料金 | 無料 |
| 解約金 | 無料 |
リボンエナジーは、料金プランが市場連動型でありながらとてもシンプル。
多くの新電力会社では燃料費調整額が高額になりがちですが、リボンエナジーでは基本料金は0円です。
燃料費調整額とは、発電に必要な原油や液化天然ガスなどの価格変動を電気料金に反映させた金額。
燃料価格が高くなれば電気料金も上がる仕組みとなっています。
電気料金は以下の4つの項目で構成されており、それぞれ「単価×電気使用量」で計算されます。
- 固定従量料金
- 変動従量料金
- 再エネ賦課金
- 利用状況に応じた割引
再エネ賦課金は再生エネルギーの普及を目的とした資金です。
単価は国によって決められているためどの電力会社を選んでも料金に違いはありません。
リボンエナジーの電気料金の計算方法と、大手電力会社のプランと比較して乗り換えが本当にお得かどうかを確認してみましょう。
リボンエナジーの電気料金プランと料金計算の仕組み
リボンエナジーでは、どの地域で契約した場合も、30分ごとに従量料金が変動するプランのみを提供しています。
電気料金は以下の4項目で構成されています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 固定従量料金(/kWh) | 地域ごとに定められた従量料金単価 |
| 変動従量料金(/kWh) | ・日本卸電力取引所が公表する、30分ごとに変動する市場価格 ・同じ時間帯でも地域によって価格が違う |
| 再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金) | ・どの電力会社を選んでも単価は変わらない ・2025年度の単価は3.98円/kWh |
| 割引(/kWh) | 7種類の割引を組み合わせると、最大で3.85円/kWh安くできる |
電気料金は、明確でわかりやすい以下の計算式によって求められます。
(固定従量料金+変動従量料金+再エネ賦課金-割引額)×使用量
固定従量料金は地域ごとに異なり、例えば東京電力の管内では20.00円/kWh(税込22.00円/kWh)です。
変動従量料金は、天候や季節によって1日の中でも価格の変動や値段の幅が変わります。
一般的に、太陽光発電の量が多い時間帯は料金が安くなる傾向です。
家庭での電気需要が高まる夕方から夜にかけては料金が高くなりやすいため、洗濯機の利用やエコキュートの湯沸かしには適していません。
電気を使う時間を工夫すれば電気代の節約につながります。
地域ごとの詳しい料金や1ヶ月の電気代の目安は、公式サイトにある10秒診断「かんたんシミュレーション」で確認しましょう。
居住地域や家族の人数、適用できる割引などを入力するだけで1ヶ月の電気代のおおよその金額が算出されます。
リボンエナジーと一般的な電力会社における料金プランの比較
リボンエナジーの料金プランは、市場連動型と呼ばれ市場価格に合わせて従量料金単価が常に変動する仕組みになっています。
大手電力会社の主なプランは「従量電灯型」と呼ばれ、電気の使用量に応じて段階的に電気料金単価が変わるのが特徴です。
電気料金には契約しているだけで発生する基本料金や、毎月変わる燃料費調整額も含まれます。
東京電力の「従量電灯Bプラン」を取り上げ、リボンエナジーとの違いを比較しています。
| 料金項目 | 料金 | |
|---|---|---|
| 東京電力 | リボンエナジー | |
| 基本料金 | 311.75円~1870.50円 ※契約アンペア数により異なる |
0円 |
| 電力量料金(/kWh) | 120kWhまで:29.8円 120kWh超300kWh:36.4円 300kWh超:40.49円 |
基本料金:22.00円 変動料金:0.01円~ |
| 燃料費調整額(/kWh) | -7.37円 ※2026年4月の価格 |
0円 |
| 再エネ賦課金(/kWh) | 4.18円 ※2026年5月以降の価格 |
|
基本料金は契約するアンペア数によって異なり、例えば50Aで契約する場合は1,558.75円です。
長期出張や帰省などで1か月丸ごと家を空けていても、基本料金の支払いは発生します。
リボンエナジーは基本料金がかからず、使った分だけの電気料金しか請求されません。
従量電灯プランでは、たくさん電気を使うほど電気料金の単価が高くなるのが特徴。
リボンエナジーでは電気使用量ではなく「基本料金+変動料金」で、30分ごとに電気量料金単価が変わります。
使用量が多いときでも、安い時間帯を選んで利用すれば節約ができる仕組みです。
燃料費調整額は燃料価格や世界的な需要動向に大きく影響され、2026年6月は-7.30円/kWhと実質的な割引になっています。
情勢によってはプラスとなり割増料金となる可能性もあり、必ずしも割引になるわけではありません。
リボンエナジーでは最大3.85円/kWhの割引があり、利用環境が変わらなければ契約中ずっと適用されてお得です。
今より電気料金を安くしたい人は、割引が長く続くリボンエナジーへの切り替えを検討しましょう。
リボンエナジーの利用時に評判からわかる4つの主なメリット
リボンエナジーには、大きなメリットが4つ存在します。
- 解約料や事務手数料がかからない
- 変動従量料金はスマホからいつでも確認できる
- 支払方法が豊富に用意されている
- 7つの割引を活用すればさらにお得になる
リボンエナジーでは、新規契約や解約時に手数料がかかりません。
契約期間や付帯サービスの縛りがなく、スマホのマイページから気軽に他社への乗り換えができます。
30分ごとに変わる変動料金もスマホでいつでも確認できるので、電気を使うタイミングを選びやすいです。
電気料金の支払方法もApple PayやGoogle Payに対応しており、自分に合った支払方法を選べます。
複雑に思える電気の契約も、申し込みから利用・解約までスマホ1台で簡単に完結するため、時間を大切にしたい若い世代にもおすすめです。
余計な費用をかけず、便利に電気を管理できる電力会社へ変更したいなら、リボンエナジーを利用しましょう。
リボンエナジーでは解約料や事務手数料がかからず簡単に乗り換えられる
リボンエナジーでは、解約料や事務手数料が無料です。
他社から乗り換える場合も、特別な手続きや工事は必要ありません。
申し込みが完了すると、あとはリボンエナジー側の切替手続きが終わるのを待つだけです。
契約期間の縛りがないので、乗り換え後に不満があってもすぐに解約できます。
リボンエナジーを解約したい場合も、乗り換え先の会社が手続きを進めるため、利用者が自分で対応する必要はありません。
「解約したくても電話がつながらない」「連絡がなく解約できない」といったトラブルが起こりにくい点も安心です。
乗り換えも解約も簡単にできるので、電気代を安くしたい人はリボンエナジーを試してみましょう。
30分ごとに変わる電気料金はスマホからリアルタイムに確認できる
リボンエナジーの変動従量料金は、スマホからリアルタイムで確認できます。

参照元:料金メニュー
30分ごとに変わる料金をその場でチェックでき、安い時間帯も一目で把握できるのが特徴。
こまめにチェックすれば、あらかじめ電気代の予測が可能です。
高い時間帯と安い時間帯には最大で10円ほどの差が出るケースがあり、利用する時間帯を意識するだけで無理なく節約できます。
毎日使う電気のうち200kWh分を従量料金が安い時間帯に利用すると、電気代を約2,000円抑えられるでしょう。
変動料金の推移をもとに今後の価格変動を予測したり、普段より料金が高いときには充電や電気の使用を控えたりできるため、こまめに料金をチェックできる人にとって便利です。
電気料金の変動を確認しつつお得な時間帯に電気を使いたい人は、リボンエナジーの利用をおすすめします。
リボンエナジーの支払方法は3種類!クレジットカード以外にスマホ決済も使える
リボンエナジーの支払方法は、以下の3つから選べます。
- クレジットカード
- Apple Pay
- Google Pay
クレジットカードだけでなく、スマホ決済も登録できるのがリボンエナジー特有の特徴です。
スマホ決済では交通系ICカードや電子マネーも登録できます。
契約者本人だけではなく家族名義のクレジットカードも登録でき、さまざまな支払いを1つにまとめたい家庭には大きなメリットがあります。
クレジットカードがなくても利用できるため、支払い方法の柔軟性が高い電力会社を希望する場合は、リボンエナジーを選ぶとよいでしょう。
リボンエナジーの7つの割引メニュー!併用も可能なので活用次第で今よりも電気料金を抑えられる
リボンエナジーには7つの割引メニューが用意されており、上手に利用すれば電気料金を大きく節約できます。
リボンエナジーが提供している割引は以下の7つです。
| 割引メニュー名 | 対象者 | 割引額(/kWh) |
|---|---|---|
| マイホーム割引 | 持ち家で暮らしている | 0.55円 |
| ファミリー割引 | 世帯人数によって割引あり | 1人あたり0.11円 (最大0.55円まで) |
| ペット割引 | ペットがいる | 0.55円 |
| オール電化割引 | オール電化の住宅に住んでいる | 0.55円 |
| 太陽光割引 | 持ち家に太陽光発電が付いている | 0.55円 |
| 蓄電池割引 | 家庭用蓄電池を持っている | 0.55円 |
| EV割引 | 電気自動車を持っている | 0.55円 |
割引メニューは併用でき、対象となる場合はすべての割引を受けられます。
持ち家太陽光のせオール電化の犬飼い5人家族
…電力会社はリボンエナジー一択な気がするけど違う??
#リボンエナジー #電力会社
引用元:X
割引が適用される条件は複雑ではなく、例えば上記の口コミにあった家庭の場合、オール電化の持ち家でペットを飼っている5人家族がリボンエナジーを契約すれば、毎月2.2円/kWhの割引を受けられます。
リボンエナジーのシミュレーションを利用すると毎月約700円の割引となり、年間では約8,400円もお得になる計算です。
割引を活用しつつ変動従量料金が安い時間帯に電気を利用すれば、より大きな節約につながる可能性もあります。
2~3個ほど条件に当てはまれば、今より電気料金を安くできる家庭も珍しくありません。
リボンエナジーの公式サイトでは、簡単に割引項目をタップして選ぶだけで割引が適用された電気料金を自動で算出してくれます。
電力を多く使う家庭ほど割引の恩恵を受けられるので、当てはまる条件がある場合はリボンエナジーに申し込みましょう。
リボンエナジーの手続き方法を徹底解説!スマホだけで完結可能
リボンエナジーの手続きはスマホから、アクセスできるマイページ上ですべて行えます。
- リボンエナジーへの申込手順
- 割引の適用や変更を希望する場合の手続き
- リボンエナジーの解約手順
- 引っ越し後も契約を継続する場合の手続き
リボンエナジーを申し込む際は、現在利用中の電力会社が発行した検針票があればすぐに手続きを開始できます。
割引の適用や内容変更も、すべてWeb上のマイページから行えます。
リボンエナジーの解約を希望する場合、住み続ける場所で他社に切り替えるか、引っ越すかによって手続きが異なります。
引っ越し後もリボンエナジーを利用する場合は、引っ越しの2日前までに連絡と手続きが必要です。
いずれの手続きでも工事や立ち合いは必要なく、Web上で簡単に完了します。
リボンエナジーの申し込みステップ
リボンエナジーを申し込む場合は、以下の手順に従って手続きを進めましょう。
- 手元に検針票を用意しておく
- リボンエナジー公式サイトの「お申し込み」ボタンをクリックして申込開始
- 必要な情報を入力する
- 利用開始が決定した後、契約切替日をメールで連絡
申し込みの際には、現在契約している会社が発行した検針票に記載されている以下3つの情報が必要です。
- 電力会社名
- 22ケタの供給地点特定番号
- 契約番号
検針票が手元にない場合は、電力会社のマイページから情報を確認しましょう。
申込手続きは最短で約3分で完了し、以前の契約先へ連絡する必要はありません。
申し込みから新しい契約先への切り替えには通常7日程度、引っ越しをともなう契約の場合は2日程度かかります。
引っ越しで住所が変わる場合は「乗り換え」ではなく新規契約となるため、必ず元の契約先で解約手続きを行ってください。
手続きをしないと、前の住所で基本料金が発生し続けるので注意しましょう。
リボンエナジーの割引が適用される仕組み
リボンエナジーに申し込み、割引プログラムを利用したい場合は、以下の手順で手続きを進めましょう。
- リボンエナジーの申し込みをする
- リボンエナジーのマイページにアクセスする
- 割引メニュー設定をタップする
- 利用したい割引メニューを選び、申し込む
- リボンエナジーによる審査
- 審査結果をメールで通知後、割引が適用される
申し込み手続きが完了した後、再度リボンエナジーのマイページにアクセスして手続きをする必要があります。
マイページ内の割引メニュー設定から希望する割引メニューを選択して申し込みましょう。
割引の適用には審査があります。
割引対象の利用環境かどうかを確認する必要があるため、すぐには適用されません。
例えばEV自動車を所有していない場合は、EV割引を申し込んでも、所有していると証明できなければ割引は受けられません。
無事に審査を通過すると、メールで連絡が届き割引が適用されます。
割引メニューの契約状況はマイページ上のステータス表示ですぐに確認できます。
【割引のステータス一覧】
未適用:お申し込み前です。
審査中:リボンエナジーが審査中です。
適用中:割引適用中です。
引用元:リボンエナジー
家族が増えたり、EV自動車を購入したりして新たに適用できる割引が増えた場合も、新規申込と同じ手順で手続きを行います。
マイページへアクセスし、変更したい割引メニューを選んで申し込みましょう。
すべての手続きはWeb上で完結するため、夜間や休日の空いた時間にも手続きが進められます。
リボンエナジーの解約手続きの方法
リボンエナジーを解約する場合は、他社への切り替えか引っ越しによる解約かで手続きの流れが変わってきます。
他社に切り替える場合は、リボンエナジーでの解約手続きは必要ありません。
切替先の電力会社で申込手続きが完了すると、新しい電力会社が解約手続きを進めてくれます。
引っ越しでリボンエナジーを解約する場合は、引っ越し先で電気を使う最終利用日の2日前までにマイページ内の「お問い合わせ」から連絡してください。
その際、今使っている場所の解体があるかどうかや解約の理由も伝える必要があります。
解約手続きは特に難しくなく、電気を止める際に立ち合いも不要です。
なお、解約後は最後の検針日から数日以内にクレジットカードでの決済が行われます。
リボンエナジーの最後の利用料金の引き落としは、解約後となる点だけは忘れずに確認しておきましょう。
リボンエナジーを引っ越し後も利用したい場合の手続き方法
引っ越し先でもリボンエナジーを継続して利用したい場合は、新しい住所で電気を使い始める日の2日前までに手続きを完了させましょう。
引っ越しの手続きは、マイページ内の「問い合わせ」から連絡できます。
引っ越しの際に必要な情報は以下の通りです。
引っ越し日(利用開始日)
引っ越し先の電気使用場所
現在契約中の電気の最終利用日
現在契約中の電気使用場所の解体有無
引用元:リボンエナジー
手続き後、利用開始日が変更となった場合も、問い合わせから必ず連絡をしましょう。
変更後の利用開始日は、詳細欄に入力するだけで手続きが完了します。
利用開始日を早めたい場合は、手続き期限である利用開始日の2日前までに連絡を済ませましょう。
リボンエナジーのデメリットは電気料金の高さにある?申込前に利用時の注意点を確認
リボンエナジーには多くのメリットがありますが、市場価格の変動や電力の使い方次第では電気代が高くなるデメリットもあります。
リボンエナジーの固定従量料金は電力会社の管轄エリアによって異なります。
| 地域名 | 固定従量料金(/kWh) |
|---|---|
| 東京電力エリア | 22.0円 |
| 北海道電力エリア | 24.2円 |
| 東北電力エリア | 22.0円 |
| 中部電力エリア | 22.0円 |
| 北陸電力エリア | 22.0円 |
| 関西電力エリア | 19.8円 |
| 中国電力エリア | 22.0円 |
| 四国電力エリア | 22.0円 |
| 九州電力エリア | 19.8円 |
市場連動型であるため、上記に加えて30分ごとに変動する変動従量料金が加算されます。
リボンエナジーの電気料金が高くなる主な要因は、以下2つです。
- 市場価格が高騰した場合
- 変動従量料金が高い時間帯に集中的に電力を使用した場合
これらは、市場連動型で料金が決まるプラン特有のデメリットといえます。
もともと電気使用料が少ない人でも、リボンエナジーへ切り替えても電気料金は大幅に安くなりません。
申込前にリボンエナジーの特徴や注意点をしっかり確認してから申し込みましょう。
リボンエナジーの電気料金は市場連動型であるため高騰リスクがともなう
リボンエナジーが採用している市場連動型プランには、燃料価格や世界情勢の変化によって料金が高騰するリスクがあります。
市場連動型とは、日本卸電力取引所での取引価格に応じて電気料金の単価が変わるタイプのプランです。
日本卸電力取引所は、日本で唯一電力の取引が行える場所です。
リボンエナジーのプランでは、電気料金の中でも変動従量料金の部分が市場価格と連動する仕組みです。
実際にこれまでの電力取引価格を見ると、以下の通り取引価格が大きく上昇するタイミングがいくつかあったのがわかります。
引用元:https://www.jepx.jp/electricpower/market-data/spot/ave_month.html
2021年1月に価格が大幅に上昇したのは、寒波の到来と発電所で使われる燃料であるLNG(液化天然ガス)の在庫が減少したのが同時に起きたためです。
2022年頃からは、ウクライナ侵攻や円安によって電気料金が高騰しました。
予想外の出来事で急に電気料金が上がるリスクがあるため、毎月細かく家計を調整したい人にとってはデメリットが大きいといえます。
大まかな予算を立てていて、市場価格が安くなった時期に電気代も下がればよいと考えている人はリボンエナジーを検討してみましょう。
燃料費調整額0円は本当にお得なのか?
リボンエナジーでは燃料費調整額が0円であるのを大きくアピールしており、一見すると燃料費が高騰しても電気料金が安定するように感じるかもしれません。
しかし、実際には電力の市場価格に応じて変動する単価が電気料金に含まれています。
市場価格は燃料費が上がるとともに高騰しやすいため、燃料費調整額0円であってもその影響をまったく受けないわけではありません。
燃料費調整額は1ヶ月ごとに決定する一方で、変動従量料金は30分ごとに変わるという大きな違いがあります。
使う時間帯によって電気代が変わるため、どちらのほうが必ずお得だとは言い切れません。
とにかく電気代を安くしたいなら、使用量と電気の使用時間帯を細かく算出し、リボンエナジーのシミュレーションを活用しましょう。
節約するためには市場価格が下がるタイミングを狙って家電を使う必要がある
リボンエナジーの料金プランで電気代を押さえるには、市場価格が下がる時間帯に家電の利用を集中させる必要があります。
日本卸電力取引所のデータによると、取引価格は日中に大きく下がる傾向があります。
例として2024年12月1日(日)の取引価格の推移を見ると、10時30分から13時までは価格が最も安くお得な時間帯であるのがわかります。
逆に朝7時30分までと夕方15時30分以降は単価が最安値より10円以上高くなり、電気代が高くなりやすい傾向があります。
別の日を確認すれば、日中だけでなく深夜にも取引価格が下がるケースも見られます。
2024年12月10日(火)の例を見ると、10時から15時頃と深夜には取引価格が安くなる時間帯があります。
電気の需要が増える朝の登校や出勤前、夕食前後の時間帯は、どの日も取引価格が高くなる傾向です。
日中や深夜に集中して電気を使えるような生活スタイルの場合、リボンエナジーの利用によって電気代の節約が期待できます。
以下のような家庭では電気代を節約できる可能性も。
- 在宅ワークや専業主婦などで昼間に家電を使う機会が多い家庭
- 深夜に電気を使う機会が多いオール電化の家庭
スマホで30分おきに変わる電気料金の変動単価をリアルタイムで確認できるため、こまめにチェックし、安い時間帯を狙って電気を使いましょう。
電気使用量が少ない家庭では変動従量料金が高いと基本料金0円のメリットを実感しにくい?
電気使用量が少ない家庭の場合、基本料金が設定されている電力会社と契約しても電気料金を大幅に下げる効果はあまり感じられません。
東京電力のサービスエリアで一人暮らしをするケースの電気代シミュレーションを比較しました。
30A契約・155kWh使用(2025年1月の使用を想定)
| 項目 | リボンエナジー | 東京電力(スタンダードS) |
|---|---|---|
| 基本料金(30A) | 0円 | 935.25円 |
| 従量料金 | 3,100円 | 5,642円 |
| 変動従量料金 | 2,131.25円 | – |
| 燃料費調整額 | 0円 | -1,131.50円 |
| 割引 | -17.05円 | – |
| 合計 | 5,214.20円 | 5,445.75円 |
※再エネ賦課金、消費税は考慮していません。
東京電力と比較すると、電気料金は約230円安いという結果になりました。
最近は大手電力会社の燃料費調整額がマイナスになっているため、実際の金額差はほとんどありません。
変動料金が高くなる時間帯にばかり電気を使うと、リボンエナジーのほうが割高になる可能性も。
電気料金の変動を気にせずに電気を使いたい人は、市場連動型のリボンエナジーよりもいつも同じ料金で利用できる東京電力を選ぶとよいでしょう。
リボンエナジーの利用が向いている人の条件2つ
リボンエナジーの利用に適しているのは、以下2つの条件に該当する人です。
在宅時間が長いため家電を使う時間や充電のタイミングを自分で調節できる
割引メニューが多く利用できる
細かく電気使用を調節できる人ほど、リボンエナジーへの乗り換えで節約効果を得やすいです。
7種類の割引メニューは、対象になれば自動的に電気代を抑えられます。
世帯人数が多く、持ち家でオール電化住宅に住んでいる人はより大きな割引を受けやすいです。
これらの条件に当てはまる人は、リボンエナジーへの乗り換えを検討してみてください。
家にいる時間が長く電気の使用を調節できる人は電気代を抑えやすい
家で過ごす時間が長く電気の使用時間を自分で調節できる人は、電気料金が安くなる時間帯を狙いやすいです。
特に太陽光発電ができる時間帯は、変動料金が安くなりやすい傾向があります。
日中の電気代が安い時間に給湯器でお湯を沸かしたり、食洗機を使ったりできる以下の人はリボンエナジーで節約しやすくなります。
- 在宅ワークをしている
- 夕方以降にアルバイトやパートで働いている
- 主婦や育児中で家にいる時間が長い
日中に電気の使用時間を調節できない人は、夜間に電気料金が安くなる時間帯を活用しましょう。
夜中にタイマーを使って洗濯機や食洗器を動かすと、電気代の節約につながる可能性も。
安い時間を狙って使うのが難しい人は、時間帯ではなく電力使用量によって料金が決まる電力会社が適しています。
燃料調整金額の影響で電気代の大きな変動を避けたい人は、地域の大手電力会社を選ぶ方法がおすすめです。
少しでも電気代を安くしたい人は、以下の新しい電力会社も選択肢になります。
- TERASELでんき
- オクトパスエナジー
- CDエナジー
上記の電力会社はいずれも複数のプランを提供しており、解約料はかかりません。
オール電化住宅の持ち家で世帯人数が多いほど割引額が大きくなる
リボンエナジーで大きな割引を受けやすいのは、オール電化住宅に住み世帯人数が多い持ち家の家庭です。
特に節約効果が高い割引の一例は以下の通り。
リボンエナジーで割引適用例
| 条件 | 割引額 |
|---|---|
| 持ち家 | 0.55円/kWh |
| オール電化住宅 | 0.55円/kWh |
| 世帯人数 | 1人あたり0.11円/kWh ※最大0.55円/kWhまで |
世帯人数が5人以上の場合、常に合計1.65円/kWhの割引が受けられます。
一戸建て住宅に住んでいる家庭では、太陽光発電や蓄電池を所有している場合にも割引が適用。
電気料金の単価から差し引かれるため、使用量が多いほど割引金額も大きくなります。
オール電化の持ち家で電力会社の乗り換えを検討している家庭は、複数の割引が受けられるリボンエナジーに申し込みましょう。
リボンエナジーのデメリットが気になる人向けのよくある質問
リボンエナジーのデメリットについて気になっている人によくある質問をまとめました。
- お得になる新規契約キャンペーンはある?
- 賃貸住宅でも契約は可能?
- 料金が安いと電気の品質は下がる?
- リボンエナジーへの切り替えにどれくらい日数がかかる?
- 電気料金の支払いに遅れた場合はどうなる?
お得な新規契約キャンペーンがあるかどうかは、さまざまな新電力会社を比較するときに重要なポイントです。
新しい事業者ならではの品質への不安や、初めて利用する際に感じやすい疑問点も解説します。
新規申し込み時にお得なキャンペーンを実施している?
リボンエナジーでは、随時新規申込者向けのキャンペーンを行っています。
キャッシュバックや割引など直接お得を実感できる内容がそろっているため、少しでも電気代を安くしたい人は最新のキャンペーン情報をチェックしてみましょう。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 固定従量料金(/kWh) | 地域ごとに決められている従量料金単価 |
| 変動従量料金(/kWh) | ・日本卸電力取引所が発表している、30分ごとに変わる市場価格 ・同じ時間帯でも地域によって料金が異なる |
| 再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金) | ・利用する電力会社に関わらず同じ金額 ・2026年度の料金4.18円/kWh |
| 割引(/kWh) | 7種類の割引を利用すると最大で3.85円/kWhまで安くできる |
開催中の電気代割引キャンペーンは、Webから申し込んだ人のみが対象となります。
割引が適用される電気使用量には上限がなく、たくさん電気を使う家庭ほど割引額が大きくなりお得です。
少しでも電気代を節約したい人は、キャンペーンを活用してリボンエナジーに切り替えましょう。
賃貸住宅でも電力会社を自由に変更できる?
賃貸の集合住宅に住んでいても、リボンエナジーへの切り替えは可能です。
しかし契約している賃貸マンションが高圧一括受電契約の場合は、入居者が個別に電力会社を選べない仕組みです。
どのような契約になっているかは、契約書を確認しましょう。
賃貸住宅では、マイホーム割引や太陽光割引などの割引メニューが利用できません。
持ち家の人に比べると割引幅が小さくなるため、シミュレーションを活用して他の電力会社とも比較し、自分に合ったサービスを選びましょう。
リボンエナジーに切り替えても電気の品質は変わらない?
リボンエナジーに切り替えたとしても、大手電力会社と契約している場合と同じように電気の品質は変わらず使い続けられます。
送電が不安定になったり、停電が起きやすくなったりといったトラブルは発生しません。
停電のリスクや復旧までにかかる時間も、契約先の会社によって違いはありません。
停電や配電のトラブルが発生した際は、地域の送配電事業者が対応にあたります。
リボンエナジーをはじめとした電力小売り業者は個別で作業は行っていないため、電気の品質やサポート面で大きな差は出ないと考えてよいでしょう。
リボンエナジーに切り替えるといつから利用できる?
現在住んでいる住居で他社からリボンエナジーへ切り替える場合は、申し込みからおよそ7日程度かかります。
解約する電力会社によっては、次回の検針日を待ってからでないとリボンエナジーに切り替えできないケースもあります。
引っ越しにともなってリボンエナジーに切り替える場合は、利用開始日の2日前までに手続きする必要があります。
日程に余裕を持って手続きをすれば、希望する利用開始日を指定できます。
前の電力会社の解約手続きはリボンエナジーが行うので、契約切り替えのタイミングで停電する心配はありません。
電気料金の支払いが遅れてしまったときの対処法は?
電気料金の支払いを遅れると、通常は支払日から約20日で送電が止まり、電気が一切使えなくなります。
支払いができていない場合はメールで再請求のお知らせが届くので、案内に従って未払い分をきちんと支払いましょう。
リボンエナジーでは、クレジットカードやスマホ決済での支払いが可能です。
クレジットカードを利用する際は有効期限を確認し、決済ができるカードを正しく登録しましょう。
口座の残高不足で支払ができない場合は、クレジットカード会社に相談し、分割払いなどの方法が使えるか問い合わせてみてください。



